読むアンチエイジング
たるみについての原因・予防方法やアンチエイジングの最新情報等について定期的に配信しています。 ぜひ参考にしてみてください。
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- 2011年12月5日 たるみを防ぐにはコラーゲンをつくれ!
- コラーゲン繊維が体内に増えることでたるみ予防につながることは以前もお話させていただきました。
たるみ治療では、様々な試みによって、コラーゲン繊維を増やすことでたるみ改善につなげています。 例えば、サーマクールなどは、高周波によって真皮および皮下脂肪に熱を加えてコラーゲン繊維を増やすことをしています。
このコラーゲンの増生について、最近、タンパク質の成長促進や、弾力を失ったタンパク質の分解促進のカギとなる ヒートショックプロテイン(HSP)という物質が注目されています。
HSPは、熱というストレスが体にかかった時に作り出されるたんぱく質のことですが、このHSPが多く発生するとタンパク質の新陳代謝が促され、 コラーゲンやエラスチンが正常な状態を維持しやすいようになると言われています。
つまり、HSPを発生させ、コラーゲンを正常に維持させることで、アンチエイジング効果が期待でき、たるみ予防になるということです。
それでは、HSPはどのように発生させることが出来るのでしょうか。
HSPを発生させる簡単な方法としては、入浴をシャワーだけで簡単に済ませないで、40〜42℃くらいの風呂に 10分程度しっかりと浸かって、入浴後も15分程度は体を冷やさないようにするという方法があります。 入浴前後に水分を十分にとったほうが良いとされています。
身の回りのできることから初めていくのが「アンチエイジング」活動です。 たったこれだけの非常に簡単な方法ですのでぜひお試しになってみてください。
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